一本の道
(277)-5
*一本の道 H7.3.15
一
何処まで続いているのだろうか、
この一本の道
この道は、後戻りの出来ない
一本の道だ
時の刻みに、時刻に逆らい
止まるかと思えば、
急に進み出す
この道は、
只ひたすらに走り続け
全く、止まることの知らない道だ
二
欲望と思考に、
限界を知らない人々よ
迷い迷って、深みに落ちるのもよし生きる欲を望みに代え奴も又よし おまえは、
この道から別の枝を作り
落ちて行く者か
それとも、
この道から別の道へと
僅かな明りを求めて行く者か、どっちだ
三、
この道は・・・
誠に気まぐれな奴
時々、悪戯に蛇の如く
左右にくねらせ
地震のように上下に揺れたりする
幸も不幸も
地の骨も
凡てを飲み込むこの道は
全て
お前の気まぐれから来たもの
荒れて狂うも
また自分自身の運命か
又、心の迷いから生じるものか
四
この一本の道は、お前のものか
短くするも、長くするもお前次第
何にも苦して、枝道を造ることもあるまし
何にを苦して、思い悩むこともあるまいし
ただ黙ってなすがまま
蒸して身を任せれば
この道は、自然とお前の進む道へ
案内してくれる
ただ黙って身を任せれば
自然に、この道は少しづつ
真っ直ぐな一本の道となってくれる
お前の道となってくれる
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